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2. 主な使用記号
C:重量濃度 (%)
D:揚水管内径 (m)
fG:平均ボイド率
Fr:フルード数
g:重力加速度 (m/S2)
H:静圧孔間の距離 (m)
K:電流量 (c)
ΔP:気液二相流の圧力損失 (Pa)
ΔPL:液体単相流の圧力損失 (Pa)
dP/dZ:単位長さでの二相流の圧力損失 (Pa/m)
Q6:気体発生量 (l/min)
QL:揚水量 (l/min)
QGs:測定前の気体量 (m3
QGE:測定後の気体量 (m3
W:流速 (m/s)
Wo:見かけの流速 (m/s)
X:マルチネリパラメータ
β:気体体積流量比
σ:浸水率
λ:管摩擦係数
φL:二相流摩擦損失パラメータ
添字
G:気体
L:液体
Gs:測定前の気体
GE:測定後の気体
3. 実験装置及び実験方法
はじめに、海水箏の電気分解で発生する気体量とその内で気泡ポンプに利用できる海水に不溶性の気体量を調べる。底部中央に最も簡単な対向式電極を設置した1.0×1.0×1.0m3の透明アクリル樹脂製容器に海水等の溶液を満たす。Fig.1-(a)に使用した電極を示す。電極NO.1〜No.4の陽極には高さ160mmm、幅42mm、厚さ8mmの炭素板を、陰極には高さ160mm、幅42mm、厚さ0.5mmのステンレス鋼板および陽極の炭素板、陰極のステンレス鋼板の高さを100mmに変えたものを用い、極板間隔、極板面積を変化させ5種類の電極を直径43mmのアクリル樹脂製の円管内に固定して製作した。電極No.1は炭素板を2枚のステンレス鋼板で挟んだもので極板間隔は2.5mmである。電極N0.2では極板間隔を5.0mmとしてある。電極No.3は陽極に炭素板を2枚、陰極にステンレス鋼板を2枚用いたもので、陽極と陰極の間隔は2.5mm、陽極同士の問隔は4.0mmである。電極No.4は陽極に炭素板を2枚、陰極のステンレス鋼板を3枚用いたもので、極板間隔は2.5mmであるまた陽極に炭素板を1枚、陰極にステンレス鋼板を1枚用い、極板間隔を1.5mmにした電極を用いた。電極に直流電源

056-1.gif

Fig.1 Experimental apparatus

 

 

 

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